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罪とは何か

第2部の4「罪とは何か」が始まります☆

ちょっと長くなりますが
とても大切なところなので、最後まで読み
出来れば、読み返してください!




罪とは狂気である。

それは心を狂わせる手段であり、それにより、心は幻想が真理と入れ替わることを求める。

狂った心は、真理があるべきところや実際にあるところに、幻想を見る。


罪は肉体に目を与えた。
罪なき存在には、見たいと思う対象などない。


「五感で感じる」とは、「知る」ということではない。

真理を満たせるのは智識だけであり、ほかにはありえない。


肉体とは、心が自らを欺くために作り出した道具である。

肉体の目的は、存続のために努力することである。


しかし、努力の目標は変わりえる。
そうなったとき、肉体は別の努力目標に仕えるものとなる。


今や肉体が探し求めるものは
心が自己欺瞞というゴールのかわりに受け入れた
新たな目的によって選択される。

虚偽だけでなく真理も、肉体の目的となりえる。


真理が目標となれば、五官は真実なるものの証人たちを探し求める。


罪はすべての幻想の住処であり、幻想とは
不真実な考えから生じる想像の産物にすぎない。

それらは、実在性のないものが実在するという「証拠」である。


神の子が邪悪であり
時間を超越したものに終わりがあり
永遠の生命が死すべきものだと罪は「証明」する。


狂人の夢はぞっとするほど恐ろしく
罪は身の毛がよだつほど怖いものに見える。


だがそれは、幼稚なゲームにすぎない。


神の子は戯れに、邪悪さと
罪悪感の餌食である肉体となって
死ねば終わるはかない生命と化した、というふりをすることはできる。

しかしその間も父の光は彼を照らし、永遠の愛をもって、彼を愛している。



神の子よ、あなたはいつまで罪のゲームを続けるつもりなのだろう。

こうした刃先の鋭い玩具を片付けようではないか。


罪は存在しない。



天国への帰還を先延ばしたいのだろうか。


あぁ、聖なる神の子よ
いったいいつまで、あなたはそれを続けたいのだろう。





今日は以上です。

罪を手放し、心に真理を!