私には、神が私に全うさせようとする機能がある
あなたの父の神聖なる意志は、あなたが父を完成させることであり
あなたの自己が神聖な神の子でいることである。
神の子は、神と同じく永久に清らかで、愛により創造され 愛の中に保たれ、愛を延長し 愛の名により創造するものであり
永遠に神とあなたの自己と一体のものである。
しかし、嫉妬と憎悪と攻撃の世界の中で、こうした機能にどんな意味がありえるだろう。
創造はあなたが戻るのを待っているが
それはただあなたにより認識されるのを待っているのであり
完成されるのを待っているのではない。
赦しは、天国では知られざるものの一切を優しく眺め
それらが消えてゆくのを見る。
赦しは死に対する恐れを克服する手段である。
もはや死は強烈な魅力をもたず、罪悪感はなくなるからである。
肉体は、学びが完了すれば横たえられるだけの単なる学習手段であり
学ぶ者を変化させはしないということが、知覚されるようになる。
肉体がなければ、心が誤りを犯すことはあり得ない。
肉体を自らの家だと考えている心を、解放できるのは赦しだけである。
この道は単純明快である。
突き上げてくる怒りを感じるたびに、自らの頭上に剣を振りかざしていることを理解しなさい。
今日は、慈しみ深くありなさい。
神の子はあなたの慈しみを受けるに値する。
あなたに自由への道を今受け入れるように頼んでいるのは神の子である。
ここにおけるあなたの機能は、彼をあなたのアイデンティティーとして
再び受け入れられるように
彼を赦すことだけである。
彼は創造したままの彼である。
そして彼の本性はすなわちあなたである。
今、彼の罪を赦しなさい。
そうすれば、あなたは自分が彼とひとつだとわかるだろう。