神の名は、私が受け継いだ賜物である
あなたは象徴によって生きている。
あなたは自分がい見ているものすべてのものに名前を作り出した。
その1つひとつが名前により、分離した存在となる。
あなたは何もないところに何かを見ている。
そして、一体性のあるところには無を見ている。
あなたは分離の中で生命をもたらしたと考える。
こうした分割により、あなたは自分が
独立の意志をもって機能する一個の統一体として確立されていると考える。
こうした名前とは、いったい何だろうか。
名をもたないものごとに名前が与えられ
それによって、現実味も付与された。
偏った視覚により、現実が作り出される。
それが敵対するのは全一性である。
一致の感覚や、別の見方で見る心眼などは
この偏った視覚にとっては、戦って否定し克服すべき脅威となる。
自分が世界を作ったと考えてはならない。
幻想ならば確かに作り出した!
しかし地においても天においても真実なるものは
あなたによる命名を超えたものである。
あなたに必要なのは
牢獄から陽の光の中へと出ていき、闇を忘れる時間である。
その中であなたは、真の言葉、神があなたに与えた名、すべてのものが共有する
一なるアイデンティティー
そして真実なるものについての一なる認識を理解する。
神には名はない。
すべての名前が一体化され
すべての空間が真理の反映で満たされる。
あらゆる隔たりが閉じられ、分離が癒される。
神の名の意味を求める者に、失敗はありえない。
☆父よ、私の名はあなたの名です。
その中で、私たちは、生きとし生けるものと、それらすべての一なる創造主である
あなたと一体です。
私たちが作り出し、多くの異なる名前で呼んでいるものは
あなたご自身の実相を遮ろうとして私たちが投げかけた影にすぎません。
そして、私たちは、自分たちが間違っていたことを喜び感謝します。
間違いが間違いがもたらすかに見えたあらゆる結果から解放されるように
私たちのすべての誤りをあなたに差し出します。
そしてあなたから与えられる真理を
そうした一切に変わって受け入れます。
あなたの名は私たちが作り出したものから私たちを救い、自由にします。
あなたの名は、私たちが受け継いだ賜物であり
平安である一体性の内に、私たちをひとつに結びます。
アーメン。