問題が解決されるように、私が問題を認識できますように
何が問題なのかを知らなければ、それが解決されることはない。
それが本当はすでに解決されていても、あなたがそのことを認識しなければ、あなたにとってはその問題は存続していることになる。
これがこの世界の状態である。
世界中の誰もがここに特有の問題を抱えているかに見える。
だが、それらはみな同じ問題であり、そのすべてを解決する唯一の解決法が受け入れられるためには、それらが1つのものとして認識されなければならい。
問題が数多くあると見なしたいという誘惑は、分離という問題を未解決のままにしておきたいという誘惑である。
問題がどのような形で現れようと、自分には分離という問題しかないということが認識できたなら、その答えの妥当性が分かるので、それを受け入れることができる。
☆今日の練習は、何が問題で、何がその答えなのかを尋ねることにする。
すでに知っていると決めてかかってはならない。
私たちにはただ1つの問題しかなかったのに、そのことを認識しそこなってきた。
ということを実感しようと努める。
☆問題は何なのかを尋ね、答えを待つ。答えは与えられるだろう。
☆問題が解決されるように、私がこの問題を認識できますように。
そして、何が問題かについて全く判断を下さないように努める。
もしできれば、少しの間目を閉じて、問題は何なのかを尋ねなさい。
あなたの問は聞かれ、答えが与えれるだろう。