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聖なる神の子よ、私に祝福を与えてください

今日は自分の怒りに対して断固とした立場をとる。
それによって、恐れが消え
愛に場所を空けるようになる。

今日は救済が簡潔に表現されたこの言葉

「聖なる神の子よ、私に祝福を与えてください」
で練習する。

これが誘惑に対する答えであり、かつて恐れと怒りが蔓延していたところに
間違いなくキリストを迎え入れる。

こうして世界を安全に通り過ぎ、天国が取り戻され
贖罪は完了する。
ここに神を代弁する声の答えがある。

「見る」という行為はすべて、自分の見たいと願うものを自分に見せることを目的としている。
「聞く」という行為はすべて、あなたの心が聞きたがっている音を、あなたの心にもたらすだけである。

肉体は攻撃するが、心は攻撃しない。
これこそが、肉体が容易に恐れの象徴となる理由である。
肉体が攻撃の標的となっている。
それは、誰もが自分の心を憎んでいるとは思っていないからである。
だが、肉体に攻撃するよう命ずるのは、心である。
憎しみは具体的なものである。
憎しみが具体的なものに向けられているときには必ず死を要求するが
それと同じく確実に、神の声は死は存在しないと宣言する。

投影された恐れが次から次へと引き起こす怒りの激しさを見誤ってはならない。

肉体の目は兄弟の中に見ているが、その人は 天国がいとおしみ、天使が愛し、神が完璧に創造した者である。
それが彼の実相である。
彼を攻撃することは、自分を敵とすることである。
彼に対し、ただ救済だけを求めなさい。

彼にあなたの恐れの象徴を求めてはならない。
あなたは愛が愛自体を滅ぼすようにと要求したいのだろうか。
それとも愛があなたの前に現れ、あなたを自由にしてくれることを望むのだろうか。
天国はあなたを忘れてはいない あなたは天国を思い出したくないだろうか。

☆聖なる神の子よ、私に祝福を与えてください
 私はあなたをキリストのまなざしでみて
 あなたの中に私自身の完璧な無罪性をみたいのです

今日の主題概念はあなたにとって 怒りや恐れからの安全な脱出法である。
兄弟を攻撃しそうになったり
彼の中に自分の恐れの象徴を知覚してしまいそうになったら
必ず、ただちにこの概念を使うようにしよう。
そうすればあなたは、彼が瞬く間に敵から救済者へ
悪魔からキリストへと変容するのを見るだろう。