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  • レッスン157

今、私はキリストの臨在の中へ入っていく

今日は沈黙と信頼の日である。
それは、あなたの暦の上で特別な約束の時である。
天国は、この日を選んでその上に輝き、永遠のこだまが聞こえる今日という日に、
時間を超越した光を投げかけている。
これまでとは異なる種類の気持ちと自覚という新しい体験を招き入れるからである。
あなたはこれまで、昼も夜も、死を祝うことに長々と時間をかけてきた。

今日、あなたは生命の喜びを感じることを学ぶ。
今日、あなたは一瞬の天国の感触を味わうことが出来るだろう。
しかしその後、再び学びの道へ戻ってくる。

あなたの心を照らし、静かな期待と喜びのうちに心をくつろがせ、速やかにこの世界を後にするためには、今日の主題概念さえあれば充分である。
世界が静かに忘れ去られて、しばしの間、天国を思い出すという同じ体験に、誰もがいっそう早くたどりつけるようになる。
こうした体験が増えていき、これ以外のどのゴールもほとんど無価値となるにつれ、あなたが戻ってくるこの世界は、時間の終わりに少しずつ近づいていく。

いつの日か今のあなたが止まっている姿でこの世界に戻ることがなくなる時がくる。

今日、私たちはあなたが夢みたこともない道を進み始める。
聖なる存在、生命についての幸せな夢を与える者
知覚を真理へと変える者、天国への神聖な導き手としてあなたに与えられている存在は
これまでずっとあなたにかわってその旅路を夢見てきた。

今日、あなたは
この日があなたに差し出している体験を自分のものにし、その旅に出発する。

私たちは今、
キリストの臨在の中に入っていく。
キリストの輝く笑顔と完璧な愛以外に何も意識せず穏やかに。
キリストの顔をみる心眼はあなたとともにとどまるだろう。

※臨在とは
 神は不可視ではあるが常にその場その時に存在する、ということ。